Summary

  • ウェアナーはライプツィヒの得点源として活躍
  • これまでのキャリアで様々な最年少記録を樹立
  • ドイツ代表でも今後の活躍が期待される

「今季はずっとハードワークを続けてきた。そして今日、大きなことを成し遂げることができた」。ベルリンのオリンピア・シュターディオンで行われたゲームの後、ライプツィヒのFWティモ・ウェアナーは歓喜の表情でそう語った。

ライプツィヒは5月6日に行われたブンデスリーガ第32節でヘルタ・ベルリンに4ー1で快勝。ブンデスリーガ初挑戦にして3位以内を確定させ、来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を手に入れた。そのチームにあって、ウェアナーはチーム総得点(60ゴール)のほぼ3分の1にあたる19ゴールを挙げる活躍を披露。チームの偉業達成の原動力となった。

卓越したキャリア

21歳のウェアナーは今季、往年のレジェンドたちと肩を並べた。22歳以下の選手がシーズン19ゴール以上を挙げるのは、ゲルト・ミュラー、ディーター・ミュラー、クラウス・フィッシャー、ウェアナー・バイストに続いてブンデスリーガ史上5人目。また、昇格クラブの選手のシーズン19ゴール以上は、10年前にボーフムで20ゴールを挙げたテオファニス・ゲカス以来の快挙だった。

ウェアナーはこれまでも数多くの偉業を達成してきた。シュトゥットガルトでプレーしていた2012/13シーズンに、わずか17歳でUー19ブンデスリーガ(南・西南地区)の得点王に輝くと、翌シーズンの欧州リーグ(EL)予選でトップチームデビュー。さらにその2週間後の2013年8月17日にはクラブ最年少の17歳164日でブンデスリーガデビューを飾った。その後もクラブ最年少ゴールや、最年少でのブンデスリーガ50試合出場など数々の記録を樹立している。

さらなる記録

ウェアナーは昨夏、2部降格の憂き目に遭ったシュトゥットガルトからブンデスリーガ初昇格を果たしたライプツィヒに移籍。新天地でも持ち前の柔軟さと機敏さで期待を上回る活躍を見せ、第5節のケルン戦では史上最年少でのブンデスリーガ100試合出場という新たな記録を樹立した。

ドイツ代表のヨアヒム・レーフ監督は、好調を維持するストライカーに称賛の言葉を送るとともに、代表チームへの招集を決断。21歳の誕生日からわずか2週間後の今年3月には待望のA代表デビューを飾った。ルーカス・ポドルスキの代表引退試合となったイングランド戦で先発メンバーに名を連ねたウェアナーは、ライプツィヒ史上初のドイツ代表選手となった。

コンフェデレーションズカップか? Uー21欧州選手権か?

今夏の動向にも注目が集まっている。ロシアで行われるコンフェデレーションズカップに参戦するのか、それとも同じ時期にポーランドで開催されるU-21欧州選手権に出場するのか。メンバー発表はいずれも5月17日。ウェアナーの活躍の舞台はレーフ監督とUー21代表を率いるシュテファン・クンツ監督の判断に委ねられている。

だが、その前にウェアナーにはやるべきことがある。ライプツィヒは13日に行われるブンデスリーガ第33節でリーグ5連覇を決めたばかりのバイエルン・ミュンヘンと対戦。昨年12月に0ー3の完敗を喫している相手だ。ウェアナーにはライプツィヒ史上初の「バイエルン戦での得点」が期待されている。

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