チチャリートはブンデスリーガ44試合で22ゴールを記録。メキシコ人選手のリーグ歴代最多得点者となった - © © gettyimages / (Photo by Alex Grimm/Bongarts/Getty Images)
チチャリートはブンデスリーガ44試合で22ゴールを記録。メキシコ人選手のリーグ歴代最多得点者となった - © © gettyimages / (Photo by Alex Grimm/Bongarts/Getty Images)

チチャリート「ブンデスリーガは魅力的」

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2006年のトップデビューから丸10年、レーバークーゼンのチチャリートはその卓越した得点能力で世界中のファンを魅了してきた。彼のキャリアは母国のメキシコからスタート。2006年に地元クラブのCDグアダラハラでデビューを飾り、デビューシーズンにメキシコ1部リーグの前半戦優勝を経験している。 メキシコ代表の一員として出場した2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)での活躍により欧州への移籍を実現。マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)とレアル・マドリード(スペイン)でタイトル獲得に貢献したのち、2015年夏に現在所属するレーバークーゼンに加入した。 現在28歳のチチャリートは自身の輝かしいキャリア、現代的なストライカーの在り方、ブンデスリーガの魅力について言及。さらにW杯優勝を夢見るメキシコ代表でのキャリアについても語った。

——プロとして10年が経過したことについて

チチャリート 夢として思い描いていたものよりもずっといいキャリアだね。僕の夢はメキシコの1部リーグでプレーし、デビュー戦でゴールを決め、クラブで重要な選手になり、代表に招集され、タイトルを獲得し、得点王に輝いて、2010年のW杯に出場する——というものだった。そう考えると、これまでのキャリアは本当に素晴らしいものだよ。

——南アフリカW杯での活躍について

チチャリート W杯ではフランスを相手にゴールを決めることができた。僕の祖父(トーマス・バルカサル)も同じように1954年のW杯(スイス大会)でフランスから得点していたよ。

——ヨーロッパへの移籍について

チチャリート マンチェスター・Uではプレミアリーグ優勝を2度経験し、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝でプレーすることもできた。その後はレアル・マドリードでプレーし、アトレティコ・マドリードとのダービーマッチで決勝点を決めた。今はドイツでプレーしているけど、何の不満もないよ。

- © gettyimages / Sascha Steinbach / Freier Fotograf
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