Summary

  • シャルケのMFゴレツカが移籍報道を完全否定
  • シャルケの復活と来夏のワールドカップ出場に意欲
  • 練習中に負ったケガは軽傷。シーズン開幕には間に合う見込み

バイエルン・ミュンヘンへの移籍合意が取りざたされていたシャルケのレオン・ゴレツカが7月29日、「そのような合意はないし、くだらない話だ」と報道を一蹴した。「こういう話題が人々の関心を引くことは理解している。でも、決定したら明言するし、発表する。そういう話はないから何も報告すべきことはない」。ゴレツカの言葉はシャルケのファンにとって心強いものだろう。

ゴレツカは今夏に開催されたコンフェデレーションズカップ(コンフェデ杯)にドイツ代表として出場。見事なパフォーマンスで中盤に欠かせない存在となり、チームの大会制覇に貢献した。シャルケは昨季、不安定な戦いで順位表の中位以下をさまよったが、ドメニコ・テデスコ新監督はゴレツカを中心にチームを立て直そうとしている。「ゴレツカはシャルケの選手。我々にとってゴレツカは非常に重要な選手だし、そのように扱うつもりだ。そして、彼にはチームのために険しい道を歩む覚悟がある」

ゴレツカはチーム練習合流初日に太ももの肉離れを起こして出遅れてしまったが、新シーズンの初戦となる8月14日のドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)1回戦には間に合う見込みだという。ゴレツカ本人も、「ケガの程度はいろいろあるけど、僕の場合は軽傷だった。すぐに元に戻ると思う。大したケガではないし、新シーズンが始まるまでには完全に復帰できる」と開幕前のチーム再合流を強調した。

昨季のシャルケは7年ぶりに欧州カップ戦の出場権を逃したが、ゴレツカはブンデスリーガ30試合に出場して5得点を記録。不調のチームの中で強い信念を示し、復活を目指すチームに弾みがつけられる存在であることを証明した。また、周囲の期待どおりにシャルケ復活の原動力になることができれば、本人の野心をも満たせるに違いない。コンフェデ杯については「代表としての第一歩を踏み出せた」と控えめに語るが、実際は3ゴール1アシストと誰よりも結果を出した。「これで欲が出たよ。来年のワールドカップに出場したいと思う」

コンフェデ杯のような大舞台で力を発揮できたことを考えれば、ヨーロッパのビッグクラブでもプレーできるだろう。しかしゴレツカにとっては、フェルティンズ・アレーナの大歓声を気に入っていること、そしてワールドカップを控えたシーズンであるということに大きな意味がある。ケガをすることなく、良好なコンディションをキープできれば、ゴレツカは1年後、ロシアの地に立っているはずだ。