Summary

  • ブンデスリーガ第27節、ケルンとフランクフルトが対戦
  • ヨイッチの決勝ゴールでケルンが1ー0勝利
  • 好セーブ連発で完封勝利に貢献したホーンの試合後インタビュー

ケルンアイントラハト・フランクフルトとの接戦を制して5位に浮上。25シーズンぶりの欧州カップ戦出場へ一歩近づいた。この試合で決勝点を挙げたミロシュ・ヨイッチとともに勝利の立役者となったのが、好セーブを連発したGKティモ・ホーンだ。ケルンの守護神は試合後、次節のラインダービーや大迫勇也、そして試合観戦に訪れたアンゲラ・メルケル首相について語った。

——欧州カップ戦を争うライバルとの直接対決に勝利しました。この一戦をどう評価していますか?

ホーン とても難しい試合だったね。前半は主導権を握れなかったし、どちらかと言えば向こうのほうが上だった。後半にシステムを変えてうまくいくようになったけど、相手の守りも固くて、なかなかチャンスを作れずにいた。見せ場の少ない試合だったと思う。でも、ミロシュの一発で勝ち点3を取ることができた。こういう大事な試合で勝てたのは大きいね。

——ホーム2連勝で勝ち点を40に伸ばし、順位も5位に浮上しました。

ホーン 昨季は勝ち点43だったからそこに目標を置いていた。次のメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)でクリアしたい。ラインダービーはチームにとっても、僕にとってもシーズンのハイライトの一つだ。フランクフルト戦の後半のようにサポーターを味方につけたいね。そうすれば勝ち点3を取るチャンスは十分にあると思う。

——フランクフルト戦はいわゆる“泥臭い勝利”と言えるのでは?

ホーン 相手は最近あまりゴールを奪えていなかったから、リスクを冒すことは避けた。まずはしっかり守ろうとね。ただ、フランクフルトは優秀な監督の下、守備が固く、非常にうまく組織されたチームだ。そこを突破するのは難しかったよ。

——そうした中でヨイッチがミドルシュートを決めました。

ホーン 彼の2列目からのシュートは完璧だった。ハンブルガーSV戦に続くミロシュの2試合連発は特にうれしかったよ。彼はずっと苦しんでいたけど、今はトレーニングと試合の両方でチームの一員でありたいという姿勢、そして持っているテクニックを見せている。

——アントニー・モデステの負担を減らしてくれる選手の存在は大きいのでは?

ホーン 攻撃ではトニー(モデステ)に頼るところが大きい。彼はペナルティーエリア内で常に相手を揺さぶれる選手だからね。ハイボールに強いし、ゴールを決めるだけでなく、試合を動かす上でも大事な選手だ。他の選手がゴールを決めるのは彼にとってもプラスだね。最近は大迫(勇也)がそれを示してきたけど、残念なから離脱してしまった。ただ、今はその役割をミロシュが担ってくれている。

——サポーターは欧州カップ戦への期待を膨らませています。

ホーン まだ試合は残っている。もちろんいい状況にはあるけど、ハンブルクでの敗戦やインゴルシュタットでの引き分けのような試合もあった。もっと安定した戦いができるようにならないといけない。チャンスは大きいと思うけど、そこを意識し過ぎないようにしていかないと。

——ケルンが成長していることをライバルチームに見せられたのでは?

ホーン 少なくとも、ホームで簡単に負けないチームだということは示せていると思う。バイエルン戦まではホーム無敗だったわけだからね(第23節に0ー3で敗戦)。ホームで手強く、簡単に勝ち点を持ち帰れないチームだと対戦相手に分からせるのは大事だと思う。チームはさらに成長しているし、僕自身、GKとしてこういう接戦を1ー0でモノにできたのはうれしいよ。

——ダービーも楽しみになってきましたね。

ホーン とても楽しみだよ。グラートバッハとのダービーは気持ちも高ぶるんだ。今季の彼らはかなり苦戦しているようだから、フランクフルト戦の前半を繰り返さないよう、キックオフ直後からアグレッシブに競り合いに挑んで主導権を握れるようにしていかないとね。

——メンヘングラートバッハは後半戦に入ってアウェーで勝ち点を稼いでいます。また、彼らにとって、次の試合は欧州カップ戦出場のラストチャンスでもあります。

ホーン 彼らはウチとは全く別の目標を持ったチーム。試合開始と同時にアグレッシブに来るはずだ。それにうまく対応し、自分たちのサッカーができるようにしないと。サポーターの応援を味方につけて、相手に競り勝ち、うまくパスを回していきたい。彼らはブンデスリーガのトップチームの一つだけど、勝つチャンスは十分にあると思う。

——フランクフルト戦はメルケル首相が観戦に訪れました。

ホーン そのことは試合前にも話題になっていた。首相が観戦してくれるなんてとても名誉なことだよ。ドイツ代表戦と違って中立でいなくてはいけないから、ロッカールームを訪れることはなかったけど。これからも来てもらえたらいいね。大歓迎だよ。