Summary

  • テデスコ監督を迎えて新たなスタートを切ったシャルケ
  • 昨年10月に負傷離脱したエンボロが戦列に復帰
  • エンボロは再出発するチームのキーマンと目される

新シーズンに向けてブンデスリーガの各クラブが練習をスタートさせる中、昨季は10位と過去17年間でワーストの成績に沈んだシャルケも、ドメニコ・テデスコ新監督の下で新たなスタートを切った。

新シーズンでの巻き返しを期すシャルケにおいて、チームの命運を握るのが長期離脱から復帰するFWブレール・エンボロだ。クラブ会員を集めて行われた総会で元気な姿を見せたエンボロは、「ここに立つことができてうれしい。昨季は厳しいシーズンだった。つらかった時間がここで終わってくれることを望んでいる。苦しい時も支えてくれたすべての人に感謝したい。仲間とピッチに立てることを楽しみにしている」と話し、場内からは大きな拍手が送られた。

好スタートが一転、重傷で長期離脱

昨季のエンボロの成績は公式戦10試合で3得点。2016年10月に行われたアウクスブルク戦での接触プレーで、左足首と腓骨の骨折、じん帯損傷の重傷を負った。今年3月にランニングメニューを開始し、陸上トレーニングに取り組んだが、その後の経過診察で骨に水がたまっていることが判明。完治が遅れるという不運に見舞われながら、カムバックを目指して何カ月もリハビリをこなしてきた。

クリスティアン・ハイデルSDは、「失敗は今後の成功につながるはず。我々はもう一度リーグのトップを目指したい」と新シーズンへの意気込みを語ったが、苦境からの復活を目指すのはエンボロも同じだ。

完全復活へ、チームも全面サポート

チーム再建を託されたテデスコはクラブ史上最年少の31歳で監督に就任。サポーターに「ハードな練習と情熱」を約束するとともに、「1試合ごとに内容を良くしていきたい」と目標を掲げた。

エンボロについては、「ブレールは非常に高いクオリティーの持ち主で、どこのチームに行っても主力になれる選手」と改めてその能力を評価。「彼が力を出せるよう、できる限りの手を尽くす」と続け、完全復活に向けて全面バックアップしていくことを約束した。 

7月3日のチーム始動日には内田やエンボロら18選手がトレーニングに参加した