Summary

  • 9月13日で28歳になったバイエルンのミュラー
  • 10歳で下部組織に加入して以来、バイエルン一筋でプレー
  • クラブの象徴であり、サポーターから最も支持される存在

バイエルン・ミュンヘンが9月16日に行われたブンデスリーガ第4節でマインツ相手に4ー0の勝利を収めた。前節のホッフェンハイム戦で喫したシーズン初黒星を払拭するかのような大量得点での大勝。その口火を切ったのは先制点を挙げたトーマス・ミュラーだった。

ミュラーはバイエルン州の田舎町で育ち、10歳の時に名門クラブへ加入。生え抜きプレーヤーとして数々のタイトルを手にしてきた。9月13日には28歳となり、サッカー選手として最も脂が乗った年齢を迎えているが、すでに国内タイトルを始め、欧州チャンピオンズリーグ、そしてワールドカップとほぼすべてのビッグタイトルを獲得。その足跡はサクセスストーリーと呼ぶにふさわしいものだ。

地元の小さなクラブTSVペールでキャリアをスタートさせたミュラーは、バイエルン州南部のムルナウで開催されたサッカー大会で、バイエルンのスカウト陣の目に留まる。しかし、当時のミュラーについてスカウトは、「それほどテクニックがあったわけではないし、コウノトリのような(細い)足をしていた」と振り返っている。

しかし、それから17年。ミュラーはバイエルンの絶対的な存在として君臨し、今季第2節のブレーメン戦ではバイエルンでの公式戦400試合出場を達成した。通算162得点はゲルト・ミュラー、ルンメニゲ、ローラント・ボールファートに次いで歴代4位。ドイツ代表でも87試合で37得点と高い得点力を発揮している。

ピッチ上での成績もさることながら、ミュラーはバイエルンにとってクラブの象徴であり、サポーターから最も支持される選手の一人でもある。その存在は“ミスター・バイエルン”と呼ぶにふさわしい。