ブンデスリーガ

05.06.2015 - 13:32 Uhr


2014/15シーズン総括 ヘルタ・ベルリン

原口(写真)と細貝が所属するヘルタの今シーズンを振り返る

ヘルタの2014/15シーズンを振り返る

シーズン目標の達成度

第2節以降、2桁順位を上下していたが、第17節から第19節にかけてシーズン初の3連敗を喫すると、首脳陣はルフカイ監督を更迭。ダールダイ監督にバトンを預けて以降は状況も少しずつ好転し、最終節までもつれはしたが残留を確定させ、最低限のミッションは果たすことができた。

ストロングポイント

・ビッグチャンス決定率は58%でリーグ3番目に高い。
・カウンター攻撃からシュートを打たれたのは21回。18クラブで最も少なかった。
・セットプレーから生まれた得点の割合はブレーメンに次いでリーグ2番目。全得点のうち42%がFKやCKから。

ウイークポイント

・ポゼッション率は18クラブ中最低の42%。
・シュート数もリーグ最少で298本。
・ミスパス率は30%。ブレーメンの33%に次いで2番目に高い。

MVP

トーマス・クラフト キック精度はまだ改善の余地があるが、反応が非常に速く、またハイボール処理や1対1の対応にも長けている。下位に低迷したヘルタだが、ピンチをことごとく防ぐクラフトの存在感は今シーズンも抜群だった。

最も注目された人物

パル・ダールダイ監督 ルフカイ監督の後任としてヘルタUー15監督からトップチーム暫定監督に内部昇格。同クラブ歴代最多の出場試合数を誇るダールダイ監督は、選手に厳しい練習を課し、戦う姿勢を求め続けた。そして残留を達成した5月末には、無期限という異例の契約も勝ち取っている。

細貝萌と原口元気

ルフカイ前監督に重宝されていた細貝は第19節までに17試合出場。そのうち16試合で先発していたが、指揮官がダールダイ監督に交代すると出番を失い、また負傷もあって、第20節以降は途中交代3試合のみとなった。これとは対照的に原口は、出場試合数こそルフカイ政権下のほうが多いが、先発数、フル出場試合数のどちらもダールダイ監督時のほうが上回っている。

来季に向けて

今季終了後、暫定指揮官だったダールダイ監督が晴れて正式な契約を結び、来たるシーズンに向けて最低限の下地は整った。しかしメインスポンサーだったドイツ鉄道が契約期間を前倒しで撤退。新たなパートナーを探さなければならなくなってしまった。また新選手の獲得、既存戦力のさらなる融合など、運営側も監督側もこのオフ中にしなければならない問題は決して少なくない。

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