ブンデスリーガ

05.08.2016 - 19:25 Uhr


ハンブルガーSVについて知っておきたい5項目

ハンブルクはブンデスリーガ創設から1部に在籍し続ける唯一のクラブである

酒井高徳が所属するハンブルガーSVについて紹介する。

(1)唯一無二の存在

ブンデスリーガが創設された1963/64シーズンから1度も2部に降格したことがなく、54年間トップリーグに在籍し続ける唯一のクラブがハンブルガーSVだ。近年の成績はさえないが、1970年代後半から1980年代初頭にかけては、6シーズンでブンデスリーガ優勝3度、準優勝3度。1979/80シーズンにはチャンピオンズカップ(現:欧州チャンピオンズリーグ)準優勝、そして1982/83シーズンにはついに同大会制覇を成し遂げるなど、ドイツ国内のみならず欧州全土を席巻する圧倒的な強さを誇っていた。

(2)本拠地

1974年に開催されたワールドカップ・西ドイツ大会の会場となっていたため、大会前に屋根の改修工事を行い、もともと7万6000人収容だったのが6万1300人に減少。そして2006年ワールドカップ・ドイツ大会を機に再び近代型スタジアムへの改修が施され、現在の形になった。2001年7月1日には初めてネーミングライツを導入し、インターネットプロバイダのAOL社が4年半総額1530万ユーロ(約18億円)で落札。その後、HSHノルドバンク・アレーナ、イムテック・アレーナと名前を変えた後、昨年7月から現在のフォルクスパーク・シュタディオンとなっている。

(3)巨大な足

ハンブルクの伝説的プレーヤーといえば、やはりウーベ・ゼーラー氏の名前が挙げられる。身長は169cmと大変小柄な部類に入る同氏だが、公式戦で通算507得点という驚異的な記録を残しており、ブンデスリーガ創設後の9シーズンで237試合137得点をマーク。キャリア中盤から晩年にかけても大活躍した。そんなゼーラー氏の功績を称え、スタジアムの北東脇には、彼の右足をかたどった巨大な像が置かれている。

(4)日本人選手

ブンデスリーガに所属する日本人選手は尾崎加寿夫氏を最後に途絶えていた。しかし2002/03シーズンに高原直泰がハンブルガーSVに完全移籍し、バイエルン・ミュンヘン戦でリーグ初ゴールを記録。今では、ブンデスリーガで日本人選手が活躍するのは珍しい光景ではなくなってきたが、その潮流を作りだしたのは紛れもなく高原である。同選手は2005/06シーズンを最後にハンブルクを去り、その後長らく日本人の獲得はなかった。しかしブルーノ・ラバディア監督(当時)の意向により、シュトゥットガルト時代の愛弟子である酒井高徳が2015/16シーズンから同クラブに所属している。

(5)時計が消えるハプニング

先述のように、ハンブルクはブンデスリーガ54年の歴史で、常に1部に在籍するただ1つのクラブ。そのため本拠地の北西側スタンドの一角には、「ブンデスリーガ在籍××年××カ月××日××時間××分××秒」という電光掲示板が設けられ、毎秒時を刻んでいる。しかし昨年5月、ハンブルクが2部の3位カールスルーエとの入れ替え戦に臨み、降格危機にあった時のこと。第1戦と第2戦の間に、この時計がなぜか消えてしまうという不吉な出来事が起こってしまった。電気が落ちたことがその原因のようだが、同クラブの関係者にとっては洒落にならないハプニングだった。

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